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Posted by DJがっつ on

Hawaiian Bop フライヤー

Hawaiian Bop4_web

フライヤー作ったのだ。
 ロンドンのRichioさんからまたフライヤー作ってと依頼があり、このシリーズ4つ目にしてもうネタ切れ。ハワイと言えば?...って結構考えてしまう。今度頼まれたらDJイベントと全く関係のないウミガメの絵にでもしてやろうかしら。ウミガメにレコード持たせて...。
 このイベント、今まではPassing Cloudsという北ロンドンのDalston付近にある2階建ての老舗クラブでやっていたのだが、今回はロンドンの悪名高きPeckham地区のデカイクラブでやるらしい。なんで悪名高きかというと、治安が悪いからだ。滞在中に深夜バスでよく前を通ったが、まー怖そうな黒人のニーちゃん達がよくケンカしてる。薄暗くていかにもゲットー。というかロンドン滞在中に何度ケンカを目撃したことか。一つ印象深いのを思い出したので紹介します。
 Peckhamから然程遠くない南ロンドンのNew Crossという所でよくDJをしていたのだが、DJを終えたある日の深夜2AM、閉店後に演奏仲間数人と店の外の壁に座り込んで一服していると、道に表れたマッチョな黒人達がなんだか知らないがモメ始めた。FUCK YOU!と怒鳴りながらドツキ合う2人に取巻きが7、8名。日本だったらヤンキーでもないかぎり取巻きがケンカの止めに入るだろうが、あっちは基本的に止めない。ケンカを何度か観察して感じたのが、取巻き達は本当に殺し合わないか見張っているのか、ちょっとでもスキがあったらケンカに参入しようとしているのか、定かではないがそんな様子。まーロンドンに限らずアメリカもそんな感じですが。
 一人が完全にキレてジャケットとTシャツを脱ぐ、そしてきまって表れる筋肉ムキムキの身体。これもまたルーティーン。段々エスカレートし、ボリュームも大きくなり白熱してきた所、俺と一緒に座っていた数名の中の白人の女の子が「止めなよ!」みたいなことを言う。そしたら、ケンカ中の奴が「黙れこのメス豚野郎!」と罵る。それでまたその女子が「FUCK YOU!うんちゃらかんちゃら!」と怒鳴る。どうやらこの2人も知り合いで、元からイザコザを抱えていた様子。そこに瓶ビールを茶色い紙袋に入れたスパニッシュ系のニーちゃんが道の向こうから怒鳴りながらやってきてケンカに参戦。どうやら早い時間から彼もケンカしている一人とモメていたらしい。ローカルな地区なので、クラブ上がりの皆、その辺に屯しているのだ。
 「こえーなー」と思いながら見ていて、2人で始まったはずのケンカが他の人も巻き込んで、4角関係みたいになっているし、もうなんだか良くわからない状態。そこできたビール瓶威嚇。一人がビール瓶の取ってを持って地面で叩き割り、割れて尖ったビール瓶で相手を威嚇。おーこわ!と思いつつも、これも何度か目にしたルーティーンである。けれど実際に刺してしまうことも多いだろう、一面に緊張が走る。結局バチバチと殴り合いをして(殴り合いをしたのはビール瓶を割る前だったかも)、ショーはクライマックスに達し、取巻きも漸く止めに入る役割をはたわけだが(その間取巻きも殴りあっていたが)、その後主役の裸の奴が携帯がなくなっていることに気付く。「俺の携帯がない!WHERE IS MY PHONE!!!! WHERE IS MY FUCKIN PHONE!!! 」忘れられない珍台詞。激怒しながら何度も何度も怒鳴りちらす。皆「知らない」という。彼は脱いで投げ捨てたジャケットの中に携帯を入れていたのだ。どうやらそれをケンカのドサクサに紛れて誰かが盗んでいった様子。傍観していた僕らは笑いを堪えるので必死だった。なんという珍事件。
 その後傍観者達は飽きて帰ったのだが、私はその日の宿がそのクラブ(パブ)の2階だったので、窓からケンカの様子が見える。そこでビールを飲みながらケンカの行く末を見届けていたのだが、もちろんのことパトカーがやってくる。仲間とも「監視カメラ付いてるのにね、もうすぐ警察くるよ」と話ていた所だった。ロンドンは町全部と言って良い程、どこにでも監視カメラが設置されている。警察も暴力に対しては厳しく、暴力で返すといわんばかり。7、8人いた連中を壁にうつ伏せに押し付けて手錠をし、くまなくボディーチェック。そこで私は窓を閉めて寝床についたので、連行されたかどうかは知らない。
 今回フライヤーを頼まれたRichioさん宅にDinnerをごちそうになりに行った時、数年前に起こったロンドン大暴動の話を聞かされた。西ロンドンの比較的安全そうな地域に見えたが、そこでも暴動の時は外に出れず、家族抱き合って脅えながら過していたらしい。ありとあらゆる店が破壊され、物が略奪されたとか。リビングのDJブースにTechnicsの定番ミキサーが置いてあったが、Richioさん「これも恐らく暴動で盗まれた品、人伝で安く買ったが値段からしてそうじゃないと説明がつかない」とのこと。まー俺も盗むまでは行かないものの、盗品だと分かっていても、物欲に負けて買ってしまうと思う。暴動の後の警察の対応はとてもとても厳しかったらしい。多くの人が牢屋に入れられたとのこと。ロンドンは観光で訪れてもそんなに危険を感じる所ではないが、世界中からありとあらゆる人種が集まっている移民の町、本当に特殊な所だと思う。あ、長くなってしまった。暴動と言えばリビア人のにーちゃんから聞いたリビアの話もしたかったのに。ひとまずこの辺で。

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