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レンズを通して世界を視る

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 今年は私にとって「カメラの年」となった。1月に一眼レフ用の腰バックを買って以来、今となってはカメラを持たずして外出することが殆どない。大きなカメラバックをぶら下げた太いべルトをお腹の真ん中でパチンと締める辺りは我ながら西部劇のガンマンの様だ。
 真剣に写真を撮る様になって、日々の生活の中での視点が変わった。歩きながらキョロキョロと面白いものを探す癖が付き、道行く人の表情や些細な仕草もレンズ越しで見ているかの様に吟味してしまう。花などもよく目に入る様になり、そこに蜂など居たら立ち止まって観察する。空を見上げる回数は増え、地面のマンホールや液体の染みまでしっかり見てしまう。路面にバナナでも落ちていた日には大喜びだ。
 今日は雨だが、湯鬱な雨の日もカメラを持つ様になってからは視点が変わった。水たまりに反射する淡い光に、波紋を立てる水滴一粒一粒。雲に覆われたグレーの光が幻想的で想像力を掻き立てる。カラフルな傘で溢れた都会もまた美しい。「写真を撮りたい」という想いがそんな些細な日常の風景をまったく違うものへと変えてくれた。世界は美しく、面白い。

Posted by DJがっつ on   0 comments   0 trackback

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